1月26日(火曜日)現在、塾からのコロナ感染につきましての新たなお知らせは特にありません。

ちなみに1月14日に皆様にお伝えしました3件につきまして、どのご家族様もご回復または陰性とのご報告をいただきました。ご不安、ご心配が胸中おありかとお察ししますが、深刻な事態に至らず本当に何よりでございます。

ところで個人的な私見ですが、東京においてもコロナの感染/非感染で線引きをしようとする、心ない「社会的差別」の空気をこの頃ひしひしと感じている次第です。この空気にわたくしは抗う一心です。

政府や都がダメなら地域社会もダメになるほど、私たちの暮らしの様々な価値観がだめになる訳ではありません。生活者として私たちの価値観は本来もっとしなやかでタフなはずです。

私自身、コロナ禍に揺れているのだと思いますが、世間の唱える「新しい日常」は、軽々しく、そしてまた空々しく思えてどうにも仕方ない。なぜならさまざまな立場に置かれた人の現実に比べてあまりにそれは一方的、表層的過ぎるからです。このような発言に私はコミットしようと思いません。

コロナの感染/非感染で社会的孤立や分断を図るより、自分の思いを他者に伝えることで自分だけの立場を越え、複数の立場や社会的弱者を理解し、包摂しようとする身近な地域での連帯感がもっとも大事であろうことを感じています。それぞれの家庭や個人がタコツボのごとく、それぞれの深刻な閉塞をかかえているように思える状況は、同じような立場に置かれた他者の思いを知ることにより、きっと打破できるはずです。たとえマイナスな感情であっても、地域住民どうし共有できる、そのことでプラスの生きる力を少しでも得ることができるのではないか。そのように私は考えています。

閑話休題。

塾内での消毒、換気等の感染防止対策は引き続き細心の注意でとりおこないます。

最近では新たにコロナウィルスにアプローチする銅製テープを玄関扉、教室内の全てのドアノブ、トイレ等各所に取り付けました。

これまでの皆様のご協力に感謝申し上げますとともに、今後ともどうぞご協力のほど宜しくお願い致します。