第7回TALKROOMを10月18日(土曜日)、14:00~15:30のあいだで開くことになりました。ずばりテーマは、「10代の恋愛事情」について。提唱者は先週のSさんやKさんあたりから。小学6年生Aくんたちからも、先生、TALKROOMやらないの?という促しが最近あり、ではこのタイミングで、ということになりました。

恋愛がテーマというのは、実は以前の第何回かのTALKROOMで予定されていたことがあったのですが、提唱者が不参加という事態に及んで参加者が恋愛をしたことがない、または興味がないという人たちで、せっかく来てもらったのに、トークが始まらない→中止→自由に過ごすという苦い経験がありました。

それが、この度、テーマとして復活を遂げた次第です!

柔らかな感受性を持つ10代の人たちに、恋愛はどのようにとらえられているのだろう。このことは、時代問わず思春期課題として恋愛が位置づけられることに加えて、今の社会の人間関係を考えるうえでもひょっとしたら参考になるかもしれません。

私自身古いタイプの人間ですから、正直このテーマに臆するところがありまして、それは思春期を迎える人にとって、恋愛がこころやからだ、性に大きく関係し、自己のアイデンティティにかかわる非常にナイーブな課題であるということ、そしてまたトークが単なる恋愛相談に終始してしまったらどうなのかなと思ったからです。少なくとも方向性としては真面目に行きたいところです。よくあるTVのバラエティー番組みたいな勝者敗者の構図がもたらす笑いを避けたいのです。ほんとうに悩みのある人はそこで余計な傷がつきます。

そこで、現在恋愛に悩んでいる当事者がいるとしても、もう少し大きなところで恋愛現象を考えるのであればかれらの負担にならないし、TALKとしてOKかもということ、また一方で個人的な問題が深すぎても話しづらくなるだろうという、こちらの独断と偏見もありまして、この度、テーマを「10代の恋愛事情」と銘打った次第です。あえてそうしました。

さて、今回のTALKの論点では、メンバーがあまり深刻にならずに話しやすいように、サブカテゴリーとしていくつかの論点を提供します。紹介します。

①ひとはなぜ恋愛をするのか ②どういう恋愛をしたいかしたくないか ③いま悩んでいます ④相手のことを知らなくても好きになってしまう、自分のことをよく知りもせず勝手に相手に好かれてしまう  ⑤恋愛で自分が傷つくことがあっても、相手を大事にしたいかどうか ⑥失恋について ⑦蛙化現象について ⑧恋愛はコスパが悪いって思う ⑨そこまでして君はモテたいか、です。

どの切り口からでも結構です。

さらに⑩を設けましたがここは空欄です。このようなフローチャートをつくりました。ちなみに空欄⑩はそれぞれの参加者に決めてもらう、一番大事なところ、そういう風にしました。

恋愛がテーマの回、ここを話し合うのは未だに少し恥ずかしいと私は思います。何故だろう?それは私がきっと未熟だからなのだろうと思いますが、しかしまあ、決まった以上私も腹を括ります。必要とあらば苦い思春期のマイナス体験も訥々(とつとつ)と披露しましょう。

それでは明後日は、ひやかし半分ではなく、真面目に、ひとにとっての不思議な、恋愛という現象についてふんわり、あるいはTALKしてください。はっきり意見を言える人も、口ごもるようなシャイな人も大歓迎!何せ今回のテーマはナイーブなものです。多くの方のご参加を期待しています。