今日、12月7日の初回、嬉しいことに、小3から中3まで9人ものメンバーが集まってくれました。皆さんありがとう。中には手作りだったり、みんなの好きなお菓子を持ってきてくれた人たちも。本当にありがとうございます。というわけで初回のTALKROOMのご報告を。

まずは、お互いに簡単な自己紹介とともに好きなことや趣味について話してもらいました、普段の雑談とは違い、メンバーみんなが耳を傾けるなかでの自己紹介です。

初め、わりと皆さん遠慮がちでぎこちない感じでしたが、その後自然な流れで話題のテーマが、①怖い体験をしたことがあるかどうか、②学校に防犯カメラは必要かどうか、③どういう同級生が人気があるか、④苦手な子に遠回しに好きだと言われてどうしたらいいか、などで話し合いが進みました。

なかでも個人的に②の、学校に防犯カメラは必要かどうかについての話し合いは僕にとって興味深いものでした。

落書きだとかゴミ捨てのマナーがないことへの関係で教室内に防犯カメラを設置することに肯定的な人が8割もいることに驚きました。2割は自分たちの行動をいちいち監視されるのは嫌だという意見が。その意見を引き受けるように出たのは誰がその映像を監視するか問題でした。そこにおよんではチェックするのは担任の先生?主事さん?誰がいいのか?みんなそれぞれの考えを発表するなかで、AIが判定するのが中立的にはふさわしいと述べるメンバーもいて僕にはとても新鮮でした。一歩進めて、中国のようにAIによる信用スコアでひとが管理される世の中になったらどうかとの問いかけにはメンバー全員がNOでした。おもしろい。学校では監視カメラ導入に賛成が多数派なのに、一般の世の中、街中での導入には反対なのです。ここはもっと深められる論点だったかもしれません。

その後は2つのグループに分かれてトークセッションをしました。あっという間の1時間半、次回は「友人とはどういう存在か」という哲学的問題について話したいとのリクエストもありました。

参加者のあいだでは、シンプルに楽しかった、少しあらたまった空間で話し合いをするのが新鮮でまたやりたい、意見を言うのがなかなか難しかったという声も。回を重ねていくなかで芽生えるもの、見えてくるものを大事にしていきたいと思っています。

次回は12月21日(土曜日)14時~15時30分、開催予定です。TALKROOMにご関心のある方、ぜひご参加ください。お待ちしております。