昨日の選挙で自民党が歴史的大勝した。これから当分野党のストッパーなしにいろいろな自民党の法案が成立していく。2/10の新しい報道では某高市総理が憲法改正にも意欲的と言及していることで、選挙公約でまるでなかったことに早々彼女が言うのに半ば呆れている。
政治は民意の反映だというけれど、そして僕は民意は大事だと思うのだけれど、その民意の中身や深さをどうやって僕らはこれまで形成してきたかということを問う。この選挙の結果だからじゃない。前々からだ。いったい僕らはどうやって自分の意見を決めて、自分と同じ思いを持つ立候補者に対し一票を投じてきたのか、かねがね思ってきた。それには相対する反対派の、カウンターの考えも大事で、だからこそ民衆の熟議を通じての合意形成が大事なはずなのだが、少なくともその点、この国では昔から圧倒的に弱いのだ。どうしてかわからないけれど、少数派は多数派にいつの間にか飲み込まれていく。論理よりも熟議よりも、民衆は時代の空気や感情に動かされている。 今回の選挙では、多数派に対抗する票を投じる人がありそうだったのにそうはならなかった。野党政治家の責任うんぬんではなくて、僕は民衆の民意の程度を問う。自分の意見は多数派がそうだからと言ってそれに従い、それに反対する者に対しては感情的に、もしくは無条件批判の攻勢で、たとえそうでなくても自分の意見に対して責任を持たずに冷ややかな目で見るおとながあまりにも目立つ。このことを僕は挙げたい。
物価高や財政政策、収入格差、外国人の移民問題、対中関係、国際情勢、これだけ社会の情報化が進んでいるのにもかかわらず、それらのことを省みずに、どれだけみんなが自分の票を投じてしまったのか、そこを問いたい。僕は次世代の有権者になる僕たちの子ども世代にも伝えていきたい。この国のダメなところを。そして次世代がそうならないことを。
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